脱!モノに囲まれた家 200着から卒業

ゆるっとおしゃべり

きっかけは、何気なく撮った一枚の写真でした。

部屋の中を撮ったとき、画面に映った光景に思わず固まってしまって。

「…これ、うちの家?😦」

自分では「まあ普通かな」と思っていたのに、写真越しに見ると、物の多さが一気に目に飛び込んできたんです。毎日見ている景色なのに、カメラを通すと、まるで別の家みたいで。なんだか少し絶望した瞬間でした。

「このまま増やし続けていたら、どうなるんだろう…」

そう思ったとき、やっと重い腰が上がりました。


特にひどかったのが、服でした

当時はおそらく200着ほど持っていたと思います。(下着やパジャマを除く)「毎日同じ服を着ていると思われたくない」——若い頃の私は、そんな気持ちから時間があれば婦人服売り場に足を運んでいました。セールのたびに「お得だから」と買い足して、気づけばクローゼットはパンパンに。冬用のコートだけでも10着ありました。

でも実際に着るのは、いつも同じ数着。

クローゼットはあふれているのに、なぜか「着る服がない」と感じる毎日でした。毎朝、服の山をかき分けながら「あれはどこ?」「これ、シワになってる…」と焦って。探し物ばかりで時間もかかり、朝から少し疲れていました。今思えば、服に振り回されていたんだと思います。


捨てられなかった理由

それでも、服がなかなか手放せませんでした。理由はとてもシンプルで。

  • 「まだ着れるし、もったいない」
  • 「痩せたらまた着よう」
  • 「高かったから、捨てるのは申し訳ない」

そう思って、ずっと手元に置いていたんです。でも実際は、何年も着ていない服ばかりで…。タンスの奥に眠ったまま、存在すら忘れていた服もありました。

決定的だったのは、体型の変化と、年齢を重ねたことでした。

気に入って買ったはずの服なのに、いざ着てみるとなんだかしっくりこない。鏡の前で「あれ?なんか違う…」と感じることが増えていきました。若いころは似合っていたデザインも、今の自分には少し浮いて見えて。それがだんだん、服を選ぶのが億劫になる原因にもなっていました。

そのとき初めて、こう思えたんです。

「この服たちは、もう役目を終えているのかもしれない」


段階を踏んで、少しずつ

とはいえ、いざ捨てようとすると手が止まってしまって。そこで私は一気にやるのではなく、3つのステップに分けて進めることにしました。

① 明らかに似合わなくなったデザインの服 若い人向けのデザインや、今の自分のテイストと全然違うもの。「好きだったけど、今はもう違うな」と感じるものから手放しました。

② 布が傷んでいるもの 毛玉ができていたり、ヨレていたり、色褪せがあったり。「まだ着れる」と思っていたけれど、改めてよく見ると、外に着ていくのをためらうものばかりでした。

③ 体型の変化で着られなくなった服 「痩せたら着るかも」とずっと取っておいたけれど、その”いつか”はなかなか来ないと気づいて。思い切って手放すことにしました。

少し余裕ができた、クローゼット

まだすべてが終わったわけではありません。今も、少しずつ減らしている途中です。

それでも、クローゼットに少し余裕ができて、朝の服選びが前より格段に楽になりました。「今日どれにしようかな」と選ぶのが、以前より楽しくなった気がします。

服はたくさんある方が安心だと思っていたけれど、少ない方がずっと楽だと気づきました。理由はシンプルで、「選ぶ手間」が減ったからです。服が多いと、毎朝「今日は何を着ようか」と迷う時間が長くなります。でも服が少なければ、迷いが減って、朝の支度がびっくりするくらいスムーズになりました。

それに、クローゼットに余裕ができると、どこに何があるかが一目でわかるようになります。「あの服、どこだっけ?」と探し回ることもなくなってプチストレスがなくなりました。

服の数よりも、着るたびに気持ちがあがる服だけを持つ方が、毎日がちょっと心地よくなる——そんなことを感じています。

今はちょうど、衣替えの季節。冬物をしまって夏物を出すこの時期は、自然と「全部の服を一度手に取る」機会になります。久しぶりに引っ張り出した服を見て「あ、これもう着ないな」と気づきやすいのも、衣替えならでは。

衣替えのたびに、少しずつ身軽になっていけたらいいな、と思っています☺️

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